パナシア設立10周年

◆　代表取締役社長 武山 佳憲からのご挨拶

平素は弊社事業に多大なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社は、メディカルライティング専門のアウトソーシング会社として、顧客である製薬会社の医薬品開発の現場で本当に信頼されるサービスを提供したい、という強い思いから2014年10月に設立されました。
今般、設立10周年の節目を迎えるにあたり、これまで弊社を支えてくださったお客様、ビジネスパートナーである登録者の皆様、そして日々努力を惜しまない従業員の皆様には、あらためて心より感謝申し上げます。
この間、新型コロナウィルス感染症の流行などにより社会情勢や市場環境が大きく変動するなか、弊社はプロジェクトマネジメント手法を活用した「きめ細やかな対応」や、異なる専門性を持つ担当者が相互連携しながら執筆する「チームライティング」、多様な業務経験を活かした「提案型営業」を標榜し、多くの製薬関連会社のお客様と継続してお取り引きさせていただくようになりました。
これも、弊社が作成した文書の品質に対する評価だけではなく、顧客の皆様よりビジネスパートナーとしてもご評価いただいているものと自負しております。
今後におきましても医薬品開発の現場で日夜奮闘しておられる多くのお客様に向けて、さらなる品質とサービスの向上に努めるとともに、生成AIをはじめとする最新技術の活用なども積極的に推し進めながら、メディカルライティング業務のさらなる作業効率化と高度専門化を図ってまいります。
日頃の皆様のご愛顧とご支援に対して改めて感謝申し上げますとともに、引き続きのご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

◆　取締役 逢坂 政輝からのご挨拶

会社設立10年のご挨拶にかえて、以下3点についてお伝えさせていただきます。

1. 製薬会社の皆様へのメッセージ
2. フリーランスの皆様へのメッセージ
3. パナシアの今後の取り組み

1. 製薬会社の皆様へのメッセージ

　「製薬会社から信頼されるメディカルライティング専門のアウトソーシング会社となる」ことをビジョンに掲げて、この10年間、製薬会社のメディカルライティングのニーズに応えるべく取り組んで参りました。その中で改めて感じたこととして、①会社ごと、プロジェクトごと、担当者様ごとにニーズは多岐にわたること、②日本での新薬開発がおおむね海外と同時に進むことになり、開発途中での計画変更が増えたこと、があります。そのためパナシアでは、このような状況に柔軟かつ適切に対応するべく、「プロジェクトマネジメント」、特に「スコープマネジメント」、「スケジュールマネジメント」、「リスクマネジメント」の考え方に基づき、より一層の研鑽を重ねて、製薬会社の皆様により良い価値を提供し続けることをお約束いたします。
また、製薬会社との信頼関係を構築し維持するためには、コミュニケーションが最も大切であるとの考えより、質と量のバランスをとりつつ、わずかな確認の手間を怠ったために後で二度手間にならないように、少しでも懸念があればその時点で確認して進めることを心掛けています。

2. フリーランスの皆様へのメッセージ

　「製薬会社とフリーランスを結ぶメディカルライティングのプラットフォームとなる」ことをミッションに掲げて、この10年間、メディカルライティングの専門スキルを有したフリーランスの皆様に、安心して仕事ができる環境を提供するべく取り組んでまいりました。その中で改めて感じたこととして、パナシアが一方的に指示を出すよりも、フリーランスの皆様には受け身ではなく当事者意識をもって提案や要望を出していただくことが、結果的に、両者間の関係強化と、仕事の効率と品質の向上につながることを確信しました。そのためパナシアでは、フリーランスの皆様に、お気づきのことがあれば気兼ねなく弊社にお知らせしていただけるよう、こまめなコミュニケーションを大切にしています。
また、フリーランスの皆様には、スキルの向上や経験の蓄積を実感していただけるよう、対応していただいた業務に対するフィードバックを実践しています。

3. パナシアの今後の取り組み

　リピーターの製薬会社の皆様には、外注予定がない時期も定期的に状況をお伺いして同じ担当者・体制で安心してご依頼していただけるように備えてまいります。初めてパナシアにご依頼していただく製薬会社の皆様には、お問合せの段階より、詳細にご要望をお伺いして、具体的かつ分かり易い丁寧な提案を心掛けてまいります。
また、より多くの製薬会社様のニーズに応えられるよう、社員スタッフ及び登録フリーランスの拡充を継続していくとともに、仕事の品質と効率を向上させるため、業務改善にも継続して取り組みます。更には、翻訳センターと連携して、「翻訳支援ツール」と「AI翻訳」については既に実案件での活用を試みており、最近では「生成AI」を文書作成やQCに活用する方法の検討を開始しました。